がんという病気

現在の医療現場におけるがんの告知はどのようなものとなっているのでしょうか。

現在の告知

その病名を告げられるともう終わりと思ってしまうがんですが、昨今は医療技術の進歩によって状況も変わりつつあります。
もちろん、がんの根治を目指すのであれば早期発見による早期治療は欠かせません。
ですが現在では、がんとどううまく付き合っていくか、という捉え方が一般的になっています。
すなわち病気と共存しながら、無理なく日常を送ることができるようにということが大切になっています。
そのため現在では、患者に対して告知を行うことは一般的です。
この告知には、がんに罹患していることを患者に伝える「がん告知」と、がんの進行度である「病状告知」、「余命告知」があります。
余命告知などは非常に厳しい告知ですが、患者にとって残りの人生を知ることは極めて重要です。
この余命告知はいわゆる「5年生存率」です。
告知からの5年後において、何パーセントの確率で生存しているか、というものになっています。
これは同じがん患者のデータの平均値となっています。
すなわち余命告知よりも寿命が短い場合もあり、それよりも長い場合もあります。
ちなみに余命告知が短い場合は、あまり外れることはないというデータが出ています。
それこそ、患者にとっては外れてほしい告知ですが、現実と向き合うことは、その後の人生を充実させることにおいて非常に重要といえます。
そのため現実を告げる告知は、がん治療において決して置き去りにすることができるものではありません。
告知は患者とその家族や周りにいる方、すべての方にとって大切なことです。